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このような人は転職すべきではない、3つのポイント

  • 2017.9.18
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こんにちは、行動変革プロデューサー、営業コンサルティング、
西谷 信広です。

今回は営業職のあなたも考える、皆がいまでは考える転職について。

では、さっそく見ていこう。

職業選択の自由はあるが...

仕事を選ぶのはいい。しかし、理由が以下に当てはまるような場合、
転職はやめたほうがいい。
私は、企業の成長支援のみならず、個人の成功も応援している。その流れで、
転職したい人にアドバイスもしている。

その際、いくつかのポイントを設けている。
ポイントのどれかに当てはまる場合は、転職をやめるようにアドバイスしている。
理由は、「同じ状況になり、また転職をする」からである。

 

転職はやめておいたほうがいい人に共通する3つのポイント

1.現在の地位と給料が一致していない人
「私の実力からすると、この給料は少ない」という人がいる。そこで、職務経歴書を読み、客観的に話を聞いてみるのだが、多くのばあい、失礼ながらもらいすぎている傾向にある。

すでに実力以上の給料を得ているので、仮に転職で10%増えたとしても、すぐに転職先で実力が露呈し、給料は下がることになる。100%そうなるとはいわないが、この可能性は極めて高い。

 

2.マネジメント職に固守する人
「私はマネジャーになりたい」という人がいる。責任ある仕事を避けるよりいい。しかし、「なぜ、マネジャーになりたいのか」と聞くと、「部下を持ちたいから」という人や、中には質問に答えられない人までいる。

ある人は、「部下と仲良く一緒にやる、いい雰囲気を作りたい」といった。

なるほど、部下との関係は大事だ。関係は悪いよりはいい方がいいのも理解する。しかし、部下は友達ではない。指摘もしないといけないし、叱りもしないといけない。仲良しクラブでは誰も育たない。

甘さと優しさは違うのである。

なぜ、マネジャーになるのか?
この問いに明確に応えられない人は、“マネジャー職につくための転職”は避けるべきだ。

今の職場でマネジメントにあがれない、あるいは外されたなら、その理由をよく考えてみることである。まずはそこからすべては始まる。
なお、政治的なくだらない理由で職を解かれた人は別である。なぜなら、能力とは関係ない、くだらないことで人事が進んでいるのだから。

 

3.自分の実績を客観視できない人
職務経歴書をみてから実績について質問をする。「どのようなプロセスで実績をあげたのか」と聞いて答えられても、「なぜ、そのプロセスにしたのか」と聞くと答えられない人は、実績をあげるうえでの処方箋のようなものをもっていない。

明確な考え、意思がない人の業績には安定感がない。だが、自分は出来るとおもっている人は、仕事に安定感がないことは理解していない。

 

転職をすることが悪いとはいわないが、転職の理由が明確でない人は、やめておいたほうがいい。
なぜなら、現職場で越えられなかったハードルは、職場を変えたからといって越えられるわけではないからだ。

結果的に不満をためてしまい、またもや転職、となりかねないのである。

 

 

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