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転職するならどの業界か?よりもはるかに大事な3つのこと

  • 2018.4.23
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こんにちは。行動変革プロデューサーの西谷 信広です。

行動を変えられる人は、そもそも発想が柔軟です。
だから、企業業績が伸びて、日本にも良い変化がある。
これを信じて活動しています。

さて、今回は、転職について書きたいと思います。

これまで、友人・知人の転職に際してアドバイスをし、
給料を15%以上あげることにも 成功しました。

正しく能力を評価してもらえれば可能なことです。

今回は転職を考えるなら必ずカバーしておくべき、
3つの大切なことにしぼり、 書かせていただきます。

最近よく耳にするのが、どの業界がいいか?という
もの。要するに、伸びている業界ならいいんじゃないか、
という発想ですね。

気持ちはわかります。トレンドの業界なら先はきっと明るく、
仕事をしても面白く、そして給料も上がるのでは、と
思うのでしょう。

ただ、人気業界はすべての面で自分にいいわけではありません。
なぜでしょうか?

それは、

(1)人気のある業界はたくさんの人が応募するから狭き門となる

(2)トレンドの業界の会社に転職したら、競争する同僚がたくさんいる

(3)伸びている会社は要求もそれなりに厳しい

(4)人気業界の企業だからといって、自分に合うとはかぎらない

といった面もあるからです。

転職するのに、業界を先に考えるのはお勧めできません。
よく考えていただきたい点です。

どの業界にいくにせよ、とても大事なことですから、転職を考えている人は
ぜひ読んで実行してください。

転職を考えるなら避けてはいけない3つの事

それではさっそく1つ目からみていきましょう。

 

1.なぜ転職をするのかをこれ以上ないくらいに明確にする

“転職したい”という意思には色々な理由があります。

たとえば、以下のようなものです。

(a) 上司と合わない

(b) 仕事が大変(ブラック企業は除外)

(c) やりたい仕事と違う(おもしろくない)

(d) 意見を聞き入れてもらえない

(e) 今の仕事が合わないと思う

人間生きていれば色々あるものですね。だから、ストレスもたまることもあるでしょう。
そして、気づけば会社を辞めたくなっている場合も。

上司と合わない場合は、なぜ合わないのでしょう?すべては相手の問題なのでしょうか?
相手を変える事はできませんから、自分が変わるしかないのですが、その努力はしたのでしょうか?

仕事が大変だという人は、何がどのように大変なのでしょうか?
仕事はどれも大変な側面を持ちます。大変な仕事はしたくないのなら、いったい何をするのか?
という疑問も浮かびます。

意見を聞いてもらえないという人は、どのようなケースで、どのような意見を述べたのでしょうか?
そしてどのように伝えたのでしょうか?
もっと言えば、どのように言えば相手に通じて意見は聞き入れられるのかを考えて発言したのでしょうか?

また、そもそも、意見の内容は聞き届けられるべきものだったのでしょうか?

人間、だれでもそうですが、いつでも100%正しい事はありません。

今の仕事が合わないと思う人。だったら何が合うのでしょうか?
「マーケティングをしたくて入社したのに、営業職だ。やっていられない」という場合、
では、本当にマーケティングをやったら満足し、楽しく仕事ができるのでしょうか?
もしかするとマーケティングに移りたいと思い続けて現在の仕事に集中できないのではないのか?

ここまで書いたように、まず、なぜ転職をしたいのかについて明確に答える必要があります。
そうでなければ、転職は無理だと考えるべきです。

なお、転職しても、(a) から(e)のようなきっかけで移動した場合、ほぼ確実に同じ理由で
転職したくなります。なぜなら、1度も同じ問題を解決していないから、似たような状況や環境に
ぶつかると諦めてしまうからです。

転職理由は前向きな理由であるべきなのです。

例えば、「やるべきことはやり、結果も出してきた。目標は達成してきたし会社にも貢献している。
しかし、まるで論理的ではない理由で意見を却下される。このままでは、自分の成長が止まってしまう」

このような理由が実績ベースに語られるなら、面接官も納得しやすいのです。

2.人生の棚卸をする

起業する際にも、書籍を書く際にも人生の棚卸が必要なのですが、転職でも必要です。

なぜ必要なのでしょうか?

それは、自分の人生を振り返って自己を確認しなければ、自分のあらゆる行動に関する「なぜ?」に
答えられないからです。

なぜ、自分は転職をするのか、そしてその行動は正しいのか、どうして正しいと言えるのか...
これらの答えは、これまでの人生の中にあるわけです。振り返り、棚卸をする。
これは必須です。これをやるとやらないとでは、転職結果は大きくちがいます。

3.書類をカスタマイズする

あたりまえの履歴書と職務経歴書の書き方ではなんのインパクトもありません。
書くならしっかりした書式をつくり、自分オリジナルの書類にしあげること。

なお、職務経歴書に記載すべきこと、余計なので書かないほうがいいことがあります。
これはケースバイケースなので単純化してここではかけません。
ただ言えることは、実績は極力数字で記載することです。

どんなに美しいことを書いても数字がなければ客観的な評価をしてもらえません。

 

転職で重要なこと。それは?

あなたが転職をするなら、確実に向き合ってほしいこと。
それは、『本当にいま、辞めることが心底正しいのか?』

先日、ある面接に立ち会いました。聞いていただけですが、わたしはこの候補者を選択できませんでした。

面接官:なぜ転職するのか、理由を教えてください。

候補者:意見を述べてもなかなか聞いてもらえない。別の意見を聞いてくれるところがいいと思いました。

彼は因みに26歳です。

彼の気持ちはわかります。意見は聞いてもらえたほうがいいだろうし、その意見に基づいて
仕事が動いたほうがいいでしょう。
しかし、問題は、「彼の意見は本当に正しいのか?承認すべきものか?」という点です。

別の会社に移れたとしましょう。そして、上司にある仕事の件で、ある意見を伝えたとしましょう。

この時、却下されたら、また転職するのでしょうか?

一番考えるべきこと。それは、自分の意見は本当に相手が聞き届けるべきものか、という点です。
客観的な判断はできるのでしょうか?

なお、この26歳の人物の様な理由で転職をする場合も、前述の(a)~(e)同様に、また別の会社へ
移りたくなります。

転職とは、今までの仕事にしっかり区切りをつけ、実績を残しているからできる行為です。
上司、先輩、同僚、後輩と合わない、仕事の中身が好きになれないなどの理由で動くべきではありません。

今の環境で最善を尽くす。そして結果を出す。ハードルを越える。すると、今の会社に残ってもいいと
思うかもしれません。また、転職するにしても、新たな一歩を踏み出しやすくなるのです。

転職で人生が根本から変わる場合があります。それはいい方の場合もありますし、
悪いほうの場合もあるのです。ぜひ、すばらしい転職をして、あらたな一歩を踏みだして
いただければ、と切に願います。

 

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頂けたら幸いです。

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