西谷信広公式ブログ

10月1日放送『みんなのラジオ』で話したことのその先

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こんにちは。行動変革プロデューサー、
著者の西谷です。

人、企業の成長を行動という観点から
変革するお手伝いをし、必ず結果に
結びつける活動をしています。

さて、10月1日(月)、午後7:30からの
FM-FUJI『みんなのラジオ』に出演しました。

生放送でさすがに緊張しましたが、なんとか
お話はできたかと思います。

話をする時間が6-7分ということで決して
長い時間ではありません。
よって、極力、すぐに行動して頂けること。
ここに的を絞り、なるべく簡素に話す。
これを心掛けました。

よって、「なんだ、簡単なことだよな」、
「そんなことはわかっているよ」と感じた
方もいらっしゃったと思います。

今回は、話したことから少し突っ込んで
お話をしたいと思います。

朝令暮改はありなのか?

わたしの結論は、「あり」です。
これはしかし、あくまでも前提条件が
存在します。

“ただしいと判断したが、それを否定する
事実や仮説が出てきた場合”には、
朝令暮改は必要です。

経営もそうですし、実は、営業部長など
管理職もそうですが、限られた情報に
基づき意思決定をしなければならないのです。

情報が少ないから決定できないようでは、
経営者とは言えないのです。

あなたがもし、もっとたくさんの情報を
求めているにも関わらず、たった3つの
情報に基づき方針を決めろと言われたら。

あなたはどう思いますか?
プレッシャーを感じて普通なのです。

しかし、会社は日々、前進することが義務付け
られた人間の集合体です。
どの方向に進むことが正しいのかを示さねば、
社員はどうするべきか困るわけです。

ですから少ない情報であっても、
“ある方向性”を提示するわけですね。
それも深淵をもって。

その方向性が、その後も狂いなく、正しい。
こんなこともあるとは思います。

しかし、これは違うという場合が往々にして
起こり得るわけです。大切なことは、その時に
どう対処するか、なのです。

朝令暮改はネガティブな行動か?

「ころころ短時間で言うこと変えられると
困るんだよな。こっちのことも考えろよ」

よく聞くセリフです。しかしこのセリフが
正しいケースは1つしかありません。
それは、
『朝令暮改の理由が間違っている場合』です。

事業にたいするなんの信念もなく決定したこと
ならば、意味なくころころ出たとこ勝負で
変えているだけですから、迷惑なだけです。

しかし、信念に基づく変更はありなのです。

前述した通り、限られた情報で方向性を出す
必要が、経営者やマネジャーにはあります。
その時点で正しかったはずなのです。
しかし、新たな情報が出てくることにより
軌道修正を余儀なくされることはあるわけです。

方向修正をしなければ会社はどうなるのか?

正しかったはずの方針がすでに間違っている
わけです。
よって、売り上げ減少につながったり、
最悪の場合は倒産...あってほしいことでは
ありませんが、あり得るのですね。

上層部も、本音の部分としてはころころ意見を
かえたくありません。
しかし、やらないと困った事態になることを
理解しているからこそ、朝令暮改が発生する
ことがあるのです。

くどいようですが、少ない情報でもしっかり
精査し、方向性を提示している経営者や
マネジャーに限っての話です。

思い付きで方向性を決めるような状態は
含んでいません。
ただ、一見、思い付きか?と思っても、
実はかなりしっかり検討をしている場合も
ありますが。
これはまた、別の機会に譲ります。

話も戻します。
検討をしっかりした結果として提示した
指示であり、方針です。それでも会社の
将来を考えて撤回したうえで新たな方針を出す。
それも、朝決めたことを夜には撤回する位に
短期でも、です。

会社の将来を考えるとは、とりもなおさず、
社員を思うことです。
よって、朝令暮改は批判対象となるネガティブ
なもの、とは限らないのです。

ここを理解せずに、批判するだけになってしまうと
何が正しくて何が間違っているのか見えなくなります。
この行動の繰り返しで損をするのは、実は文句を
言っている人です。
なぜなら、考えることを文句にすり替えている
時点で、学ばなくなるからです。

「なぜ、朝令暮改をしたんだろうな」
そう考えてみることは、大切なことなのです。
そして、自分なら、どのような材料に基づき
意思決定をするのか?ここも考えてみると
将来に向けて思考力がついていきます。

朝令暮改どころか朝礼朝改もあり?

これはある種、協調、誇張することで理解を
求める意味で、比喩的に言っています。

朝れ暮改の意味は、命令や法律・方針が一貫せず、
頻繁に変わってしまうこと。つまり、先ほどから
述べているように、頻繁に変わることですね。

ちなみに、頻繁に変わる、あるいは変わることが
素晴らしいと言っているわけではありません。

「指示は出したが新たな情報に基づくと方向修正
すべきだ」

「あの時点で正しかった方針だが、いまは合わない
だから修正しよう」

このように、明確な意思を持ち、正しいことを
やろうという場合の朝令暮改は正しいと、
そう言っています。

その意味で行くと、朝礼朝改もありではないか?
ということなのです。

朝令暮改よりも早いタイミング。
つまり、朝、伝えたことを午前中の終わりには
修正するということです。
悪く言えば、極度にコロコロ意見が変わりすぎ。
よく言えば、生きた情報を選択し、変化の速度が
以上に速い現在社会に対応しようとしている、
とも言えるのです。

そうはいっても、現場で仕事をする側からすれば、
「こんなに変えられたら対処できないよ」という
声が聞こえてきて、何も不思議ではありませんし、
もっともだと思います。

朝礼朝改と言ってもいいくらいの迅速さで
方針転換がなされるならば、その際にはまず、
先に出した方針に基づくサンプルを取るべき
でしょう。

サンプルとは、例えば、顧客へのヒアリング
による自社の認識度合いをはかることです。
やはりずれている場合には、新たな方針へ
移行することが必要となります。

20世紀と違い、いまは本当に色々なことが
どんどん起こります。好むと好まざるとに
関わらず、修正し、対応していかなければ、
企業の将来を見誤ることもたくさんあります。

「あの時に、方針を変えておけば...」
と言わずに済むように、経営陣、そして従業員も
変化に呼応し、修正し、前に進むことは正しい
と、理解する必要ですし、ある種、自社内の
DNAとして育てる必要性があるのです。

色々ひとは言うが〇〇〇〇ことが大切

変化に対応したいとは言え、あまり頻繁な変化はなあ...

もっと情報量を増やして意思決定すればいいじゃん...

色々な意見はあります。しかし、情報を集め続け
時間を費やせば正しいのかといえば、必ずしも
そうではありません。競合に先を越される場合も
ありますね。

時代のニーズを無視してビジネスを成立させることは
非常に困難です。変化が速くなっています。
ならば、その変化にしっかり食らいつく。逃げない。
やり続ける。このためには、やはり変化を敏感に
捉えて、現在から次代につなぐ意気込みも必要です。

スズキ自動車の鈴木修会長も、こんなことを言っています。

「朝令暮改は大いに結構。昨日までの常識は今日の非常識と認識すべし」

とらわれ過ぎず、批判をおそれず、正しいことが大切なのです。

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