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成功の行動変革:仕事にはモチベーションが必須です...?

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カタカナ言葉になったモチベーション

やる気に火をつけよう‼」とか「モチベーションUP‼」とか、本当に色々な言い方があります。

誰もが気安く使うモチベーションという言葉ですが、本質的な意味はなんだろうということで、改めて見てみることに。

『行動する理由あるいは、一定の方法で活動する理由』これがMotivation(モチベーション)の意味です。

活動するための理由を求め、発見し、それによって行動するわけですが、一方で、あなたはすべての行動に意味をもとめていますか?

意味がないと動けないのは本当か?

例えば顧客に会うために駅を降りて歩いています。この時、「なんで歩いているんだ」とは思わないですよね。

A地点からB地点にいくために歩いているわけです。B地点で顧客会うためですね。また、旅費精算をしている際にも、淡々とするのが一般的で、「さあ!!旅費を返せ!!」なんてことは思わないと思います。やる気がないから旅費精算はできませんということもないか、と思います。

ちなみに、1980年代にはモチベーションなどという考えはほとんどなかったわけです。1990年始めころに米国からはいった単語と言っていいでしょう。

最初に日本でモチベーションという言葉が使われたのは、というくだりについてはいろいろ諸説あります。1980年代は、仕事に絶対的な理由は求めませんでした。ビジネスパーソンは皆さん、モチベーションを考えなくとも働いていました。やるべき、なんて部分もあったりしたわけです。

別に、仕事に理由をつけるのが悪いというわけではありません。
ただ、理由つけをしなくても働けていたわけです。では、ここであえて働く理由をさがしてみましょう。

仕事は何のためなのか?

生活する為に働くのも理由です。これはありですね。

自己実現のため!!も理由でしょう。

しかし、自己実現が可能な仕事なんていったいどれだけあるのでしょうか?実はそんなに多くないのかもしれません。自らにとって実現したいものがいったいどんなものか?これが簡単に見つかれば楽ちんですが。そうそう簡単に自己実現するべき内容を発見することはできないものです。

「今は勤めているけど、そのうち独立して好きな事をするぞ!!」

これもいいですね。しかし、独立して好きなことを仕事にしたら毎日が楽しく充実するのか?といえば、必ずしもそうではないものです。独立した翌日からお金が入ってくるとは限りませんよね。資金が減っていき、そのうえ定収入もないから、だんだん不安感が増していく。「あー、どうしよう。このままだと半年で資金が尽きる...」

続けるにはモチベーションではなく、もっとべつのものが必要なのです。

モチベーションではなく仕事で求められる大事な力とは?

「この仕事はモチベーションが感じられないんだよなあ」

「モチベーション上がらないから続かないよなあ」

「上司にやれといわれたけど、こんな仕事したくないよなあ」

やる気を理由付にして仕事を拒否している態度ですね。言い方は良くないかもしれませんが、どれもこれも屁理屈です。屁理屈をこねるよりも、やり切るために自らを律する能力のほうが遥かに大切なのです。言い換えれば、執着力とでもいいますか。

瞬発力を持ち、とりあえず取り組みはじめると集中力が高まるものです。やり始めてみると色々と気になることが出てきます。その気になることを追求しているだけでも集中してしまうのが人間です。そして、集中の先にある大切なものがやりきる力、となります。

“投げずに、逃げずに、最後までやり切る力”ということですが、いいかえると執着力です。

最後までやり切るサイクルを繰り返すと、結果も出てきます。すると、ある時には、「君のお蔭で仕事がうまくいった」とか、社外の顧客から「君から購入してよかったよ」など。色々といい循環にはいっていきます。

最初は面白さも感じなかった仕事でも、いい循環に入ってしまうと、「やってよかった」となるわけですね。

こうして続けていると、そのうち、あることを思います。それは、「この仕事は面白いところがあるんだな。気付いてなかったけど」と。

やり切る力は重要です。やり切るからこそそしてこのやり切る力を発揮するのに必要なものがあります。

やり切るために必要なものとは?

やり切った先に何があるのかな?と考えてみると、結果ですね。どういう結果が求められるのか?という点については、けっこう最初からはっきりしているものです。

経理なら、このエントリーを全部終わらせることがイコール、月末の締めを確実におわらせるうえで大切だったります。営業なら、顧客の問題解決を確実に進めることが、顧客満足の為、売上・収益のために必要ですね。
色々と余計なことを考えずとも、企業には今年の目標があり、各々部署が現実に向けてそれぞれの責任範疇で動いています。

言い換えれば、目標が明確だから、淡々と進めていけるのです。この企業の目標が不明瞭な場合、従業員は向かうべき指針を失います。この場合は確かに何を目標とするのか?を失いますが、この話は別の機会に譲ります。

モチベーションという言葉に引きずられると『のっている時とのっていない時』という、仕事に“むら”が生じます。これでは仕事の質が落ちていきます。のっていると仕事が進むのですが、そうではない時だと、だらけてしまう。あるいは、間違いが増える...これはとても生産的な姿勢とは言えませんね。

ですから、モチベーションをわざわざ、仕事の現場には持ち込むのは避けたほうがいいのです。あまりにモチベーションという言葉が蔓延してしまい、まるで枕詞のように使われている、と感じています。

使うべきか否かの議論をするのは、あたかも間違いであるかのような状況であり、言い出しにくい雰囲気でもあります。しかし、『モチベーション頼み』のような仕事の仕方には終止符を打つべきだと、あえて言わせていただきたいのです。

モチベーションよりもはるかに大切なものとは?

目標を決めて段取り、優先順位を明確にした上で、そこめがけて淡々と仕事を進める。会社の方針、目標、そして存在意義としての目的をあなたの仕事に落とし込んだうえで、明確な目標をもつ。目標に到達するために、あなたが実行すべきことに集中する。そして結果を求めて動く。

モチベーションよりも原理原則を大切にして前に一歩出ることのほうが、実ははるかに大切だといえます。また、この姿勢を貫くほうが、はるかに仕事の質も高まります。なぜなら、行動内容にむらが出ないからです。

あまりに頻繁に聞き、あたかも“この言葉ならいつでも正しい”と思わされる言葉もたまには疑ってみる。まわりも言っているから、正しいのだろうという考えも疑ってみる。とても大切なことだと思うのです。

おつきあいいただきありがとうございます。

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