西谷信広公式ブログ

昭和、平成での経験に感謝し、そして令和で何をするのか

  • 2019.4.30
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こんにちは、行動変革プロデューサー、
西谷 信広です。

『行動を変えるお手伝いをして、
人・企業・社会の足しになる』

この思いで、さらに前に進んでいこう。
そう考えています。

いよいよ平成が終わり、令和の時代の
幕あけですね。

昭和生まれのわたしは、大変多くの
ことを昭和で学びましたが、
平成でもたくさん勉強させていただき
ました。令和ではどのように生きるか?
考えました。

あなたはどう生きますか?

平成で学んだことはなんだろう?

わたしは仕事を通じて人の足しに
なると決めたのが20代の頃で、昭和も
終盤でした。

その思いをずっと持って仕事を
してきました。

右肩上がりの時代はとうに終わり、
最後のあがきのようなバブルが
終焉を迎えました。

平成の世は、まさに努力をしっかり
やらないと生きていけない時代でした。

やればやるほど、色々なミスは
しますが、“せっかく”のミスです。
おかげさまでたくさんの学びがあり
感謝しております。

わたしはマネジメント経験が長いのですが、
仕事で失敗した部下を叱ったことはないと
思います。

ただ、怠けから起きた問題や遅延、そして
平気で放置する態度は容認しませんでした。
会社にマイナスなのも事実ですが、叱った
主たる理由は違います。

『それが当たり前と思う人は決して成長
しないから』が、叱った理由です。

困るのは本人だからです。

わたし自身、いまも失敗はありますし、
反省もたくさんあります。

でも、ミスをしたから、つまり、せっかく
ミスをしたからこそ学んだことがたくさん
あります。

何かあると相手を責める場合がありますが、
わたしはそれよりも、自分の問題点を見る
ようにしてきました。

問題発生には、他責のみならず、必ず自責が
存在するのですから、他人よりまずは、
自らを省みることが必要なのですね。

よって、

自らをもっと見直さないといけない

そんなことを、この平成が終わろう
としているタイミングで思います。

平成での一番の学び。それは、
『本質的にもっともっと謙虚になり、
学び、見直し、自分のものにする』

というもの。

昭和でも色々とミスをしました。
そして、平成では修正したうえで
仕事をしてきました。修正したりない
部分も多々ありました。

だから、足りない部分をこれから
もっとしっかり見直していきたい、
そう思っているわけです。

本当に生きている限り、学びは
尽きないのだなあ、と思います。

経済面での平成は大変でした

バブル崩壊が起きたのも平成です
そして、バブルから多くを学ぶのかと
思いきや、政府は垂れ流しを継続。

ざっくり言うと、今日まで何も大して
変わっていません。

昭和の企業戦士はとにかく仕事命が
多く。そして、バンバン新たな事業も
立ち上げていきました。

戦後の焼け野原から立ち上がった
パナソニックやソニーに代表される
企業が、日本の成長をけん引して
きた時代でもありました。

経済力だけは世界一とも言われた
時代です。

これらの会社は、あなたもお分かり
だと思うのですが、最初はいわゆる
“名もなきベンチャー企業”
だったわけですね。

今では世界でも有名な企業に育った
たくさんの戦後日本企業。

わずか数十年で世界にその名を
とどろかせるのは大変だったでしょう。
よって、『仕事命の意識』も、
きっと必要だったと思います。

しかし、これらの企業もバブル崩壊後の、
平成の世ではなかなか元気が戻らず
じまいでした。

ソニーもパナソニックも、世界的
にはあまりぱっとしません。

働き方が変化をつづけ、いまでは
仕事よりもプライベート重視の時代。

生活の為の仕事であり、そこそこ
仕事をしておけばよいという意識が
強くなったのも平成の時代です。

一方、仕事はある程度でいい、と
思わせる直接要因の1つには、
“上がらない給料”が挙げられます。

給料は上がらないけど、やることは
たくさんあり。
昇給も大したことないなら、
「やっていてもしょうがないよな」
と思う人も増えてしまいます。

ある調査によると、1990年からの
27年間で、平均給与の上昇率は
わずか7万円だそうです。

やる気が続かないという人も増えて
しまいましたが、一方的に攻められる
べきこととは思えません。

大手企業でさえも給料上昇は極めて
限定的です。その理由を問うと、
「何があるかわからないから
固定費は上げたくない」というもの。

ところが、金融資産なども含めた
内部留保は500兆円です。

固定費云々ではなく、完全に守りに
入っているサラリーマン経営者。
これでは、新たな市場を創造するような
ダイナミックな仕事はなかなか
実行できませんね。

便利さが拡充した時代でもあった

悪い話ばかりではなく、ITの
発達により、色々と利便性の高い
社会にもなりました。

検索すれば色々と知ることができ、
調べものに長時間かかった昭和とは
大きく変化しました。

マイクロソフトのウインドウズに
代表される製品が普及。
色々と便利になりました。

わたしにとって一番ありがたかった
製品はエクセル。

10億円以上の金額になる見積もりを、
電卓で計算していたわけで、当然、
間違いもありました。間違いを探す
ために何回も見直したりして...

そんな時間を削減できるわけで、
なんてありがたい製品だと思いました。

昨今ではSNS筆頭に、本当に色々な
ツールが充実しています。

便利さが奪った大切なもの

色々と充実してくると、当然ですが、
失うものもでてきます。

人間、便利になれば、おざなりに
なることって、あるわけです。

それは、人間対人間でおこなう
会話によるコミュニケーション。

匿名で投稿できるSNSでは、
“直接には決して言わないし、
とてもいえないであろう”ことを
平気で発信し、人格を完ぺきに
否定するものも存在しています。

匿名性がなければものも言えない。
そのような人間が増えていることは
否定できない事実でもあります。

「会社入って3日だけど辞めたい」
こんなつぶやきも散見されます。

昔から入社した直後に会社を辞めたい
と思う人は一定数いたはずです。

わたし自身も、『名もない小さな商社』
に入社した際には、1週間でやめたく
なりました。結局10年ほどお世話に
なったのですが(笑)

当時はSNSなどありませんから、
自分がいいたいことを不特定多数に
伝える術がありませんでした。

今は、瞬時に広まるため、
「やる気のない人間が増えている」
ように見える
のだと感じています。

情報通信技術の発達は本当に色々な
面でありがたく、大変助けられています。

一方で、世代間の間違った理解を助長し、
定着させる一因にもなっていると、
感じています。

情報を正しい目で選択する力は今後さらに
大事になります。

同時に、自らの生き方をつっ込んで考え
られる能力を必要とする、ある要因が
わたしたちに近づいてきています。

それはなんでしょう?

ビジネス面での圧倒的な変化とは?

マイクロソフト、グーグル、アマゾン、
アップルなどを無視して語れないのが
平成ですね。

時価総額はなんと1社あたり90兆円超
ちなみに、韓国国家予算の2倍以上です。
創業から25年とかですね、アマゾン
などは。

既存のビジネスとは違う、新たな市場開拓
ですから、高い発想力が求められ、既存の
市場でコスト、品質などの付加価値で勝つ
ビジネスモデルとはまったく違います。

戦後、欧米列強に対し、おいつけ追い越せ
でやってきた日本企業ですが、新たな市場
創造力はなく、そのうえ、経営者がリスクを
取らないので、生き残ろうという方向性
しか見てとれません。

そんな中、ITの巨人たちはAIへシフト
しています。

AIによっていろいろな仕事が消滅する。
これはすでに必然の流れとなりつつ
あります。

電話オペレーターも居なくなるでしょう。

ファンド運用にはすでにコンピューター
アルゴリズムを使用して、感情を排した
損切などを行って、最大勝率を目指す
仕組みがありますね。

外科手術もAI技術にお置き換えられると
言われています。

今後AIがさらに発達することで、
多くの仕事がなくなるのは必至だという
ことです。

つまり、

AIに仕事を奪われないためにも、あなたの
売りを明確化する必要がある、ということです。

AIに奪われない仕事ができる、必要な
人材として生きていく。
今後さらに、大切な考えになります。

“AIの時代に、なぜ、あなたは働くのか”

仕事に対する価値観はどんどん変化
していきます。その中で、どうやって
自身の方向性を見いだし、前進するのか

自分に付加価値をつけていくのか?

とても大切なコンセプトとなります。

令和で見極める、『なぜ働くのか』

昭和の時代は『24時間働けますか』という
時代でした。

バブル崩壊から30年間なかなか大きな一歩を
踏み出せなかった平成の時代。

一方で、価値観には大きな変化が生じて、
『オンオフを分ける』姿勢が台頭。
色々な種類のハラスメントが取りざたされた
時代でもありました。

令和の時代で、AIさらに能力を与えられ、
そして利便性に絡んでくるでしょう。

そして、単純作業のみならず、ある程度の
知識労働分野にも入り込んでくるでしょう。

令和を生きる私たちは以下をしっかり
考えてみる必要があります。

・なぜ働くのか
・何ができるのか
・なんのために働くのか
・どう働くのか

“自分の価値はなにか”という点を突き詰め、
AIに奪われない仕事力をしっかり身につけ、
一歩前進していきましょう。

なお、ロボットやコンピューターに仕事を
奪われる可能性がある仕事以外は、若干、
おおざっぱかもしれませんが、
“人間しかできない仕事である”ということ。

人間には五感があり、それらに関わる仕事の
上位に属する仕事は今後も人間が大いに
関わります。

例えば、シェフ。ファストフードはAIが
扱うロボットですべて済ませても、
人の心にすら訴えるような料理は、
やはり、人間のなせる業でしょう。

〇〇〇〇を実行しよう

人間でなければできないこと。
これがAIの時代にも生き残る仕事です。

人間でなければできないことを実行し
自らの人生を大いに楽しみ、成功する
ためには、やはり、自己投資はとても
大切です。

なぜ働くのかを考え、自己投資により
自らを磨き、価値観を持って踏み出す

この姿勢が、令和を楽しくも充実した
時代にしてくれます。

—————————————————-

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大変うれしいです。

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