西谷信広公式ブログ

嫌われたくない気持ちはあなたを嫌いにさせる

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こんにちは。行動変革プロデューサー、西谷信広です。

今までと行動を変えると自然と考える方向が変わります。
行動と思考の質が高まっていきます。
結果、成果がでるようになります。

たかまった行動力と思考力が、相手からの信頼という
大切なものを、あなたにプレゼントしてくれます。
信頼は安定した売上、収益へとつながっていきます。

ぜひとも、上司の言葉に一喜一憂しない、悩まない、
前向きなビジネスライフを送っていただくうえで、
大切なポイントです。

さあ、今回のお話です。

今回は嫌われる勇気。
なにも、アドラー心理学とビジネスを絡めた話を、
するわけではありません。

あなたはわざわざ人に嫌われるように生きていますか?
このような人はとても少ないと思います。
しかし、時には嫌がられることも必要なのです。

あなたに性格の悪い嫌な人間になってくださいと
言っているわけではありません。

いい人でいるだけでは、実は悩みが募り続ける人になる、
可能性が高いのです。それは、なぜでしょうか?

“なあなあの関係”は多くを得られる場所なのか?

先日、相談を受けた人は30歳の男性。職場でなかなか
同年代の輪に溶け込めず悩んでいました。

聞くと、なんでも同年代は仲間意識がつよく、一緒に
社外活動もしているとのこと。旅行も行くし、結束が
強いのだそうです。

「仲がいいことは悪くはもちろんないのですが、
どうもわたしは入っていけなくて。ある程度の
会話はしますが、なぜかそれ以上は無理なんです。
もっとうまく付き合ったほうが今後を考えたら
いいのかと、考えてしまって」と彼。

わたしは彼に、

「べつに輪に入るのがすべてではないですよ。
なぜ溶け込めないか。それを分析することは
大切ですね」と、まず、伝えました。

仲良し度合いと意識の高さの違いとは

なあなあな関係。これは仲良しクラブですね。
仲の良いことはいいことです。
決して否定するべきものではない。

しかし、もし、仲良しの意味が“へんてこ”なら、
あなたは多くの大切なことを失う可能性が
あります。

どうしてクラブの面々は仲がいいのでしょう?
なにが彼らを集め、継続的に付き合わせているのか?
ここは考えてみる必要があります。

色々と理由はありそうですね。例えば、

1.趣味が同じ

2.体を動かすのが好き

3.切磋琢磨してお互いを成長させたい

4.いい競争相手が欲しい

などが考えられます。他にもありそうですが、
要するに、お互いを高めたい人たちの集まりです。

あるいは、

5.競争意識とかは面倒だからとりあえず仲良くする

6.仕事が面倒だから、仲間うちで憂さ晴らし

7.同年代と結束を高めると気持ちが楽になるから

8.愚痴を言い合えるから

などなど、相手といい関係性を保つためというより、
ある種、楽がしたいから、という意識のグループも
あるでしょう。

人と親しくすることは、必ずしも相手を本質的に
好きだからとは限りません。
自分が楽になりたい、相手から好かれている状態は
心地いいからという人もたくさんいます。

あなたは、どういう意識で人とつきあいますか?

楽するためでしょうか?

偏在と遍在の違いを知ることは人を知ること?

あなたは、どのようなお付き合いを好みますか?
そう、好みでいいのです。仕事はちょっと忘れましょう。

なんでも言い合える仲がいいですか?
激論を交わしても友人関係を保てる人もいれば、
一気に相手を嫌になる人もいます。

付き合いを敬遠したくなる理由は、挙げれば色々と
あるでしょう。ただ結局のところ、どんなことも話せる、
という意味が人によって違うからです。

「あいつは俺の意見とは違うし、議論になって面倒だった」

相手との距離が、これを理由にあいていく人は実際にいます。
そして、決して少なくないのが実態であることを、これまで
たくさん見てきました。

ある人にとってのなんでも言える関係とは、上司の
悪口を言ってもばれない、“信頼”関係かもしれません。

お互いの意見をぶつけ合い議論することで人生を学び
今後を考えることがいい関係と思う人もいますね。

社内で同僚と人間関係を形成するには気を付けるべき
ことがあります。

趣味が同じだ、一緒にいると楽ちんだ、厳しいことは
一切言わないからいいやつだ...
このような理由で人と付き合うのは偏り過ぎです。

皆、それぞれ、生まれた環境も、親も、学校も、
これまでに感じた壁も、すべて違います。
違うからこそ、自分にはない考えをくれます。

違いを受け入れること。
つまり、色々な方々とお付き合いをしてみること。
とても大切なことです。
違いを受け入れるからこそ、そこには学びがあるのです。

「言われれば...そうか。たしかにこんな
考えもあるよな」と。

仲良しグループでは〇〇〇は生まれない

社内で偏った付き合いをする人は、結局のことろ、
楽ちんだから一緒にいます。つまり“つるんでる”
わけです。
そこには、お互いを本質的に高めるような関係は
存在しません。

そこにあるのは“なれ合い”です。

緊張感のない関係ですから、相手を本当に思って
突っ込んで話し合うなどは起こりにくいわけです。
つまり、人生を生きるうえで大切な厳しさなど、
まるで育ちません。

営業職の人には顧客がいます。なれ合いで人と
付き合う人手は、顧客との関係も育ちません。
なぜそうなるのでしょうか?

それは、表面で人と付き合うことが当たり前に
なっているため、“本当に顧客に寄り添う”ことが
できないからです。

面白おかしく、表層的に人と付き合う人は、
結局のところ仕事に面白みを見いだせていない
こうも言えます。

なんとなく気を使い、なんとなく人とつきあい、
なんとなく楽しければいい...
このような感覚の人が、顧客の前だけは別人に
なり、“顧客に寄り添う仕事人”になる...
わけがないのです。

仕事には楽しいことも、厳しいこともあります。
そして、厳しいからこそ、学べる内容もあり、
醍醐味もあります。

厳しさの中に面白みをみつけ、そこから学び
ビジネスパーソンとしての成長につなげる。
これは、仲良しクラブメンバーでいる限り、
まず、身につきません。

傷をなめあい、だれかの陰口をたたき、
憂さばらしをするようでは何も始まりません。

マネジメントと仲良しクラブ

「わたしは頑張っているし、部下をもって
いい年齢です。マネジャーにしてください」

こんなことを言う人がいます。

この人は、じつは一番マネジャーに
向いていません。

なぜでしょう?

地位も欲しくないし、なにもいらない。
ただ、給料が出ればいいという人と比較すれば、
野心があり、上昇志向があるという点は
認めるべきではあります。

ところが、

「マネジャーになって何をするのですか」

と聞くと、

「給料も増えるし、部下を持ちたいので」

と答える人がいます。こういう人は結構
多いのです。

申し訳ないですが、このような人に重要な
ポジションを差し上げることはできません。

なぜなら、マネジメントとは、対象が人、
だからです。

なぜ、対象が人だということを理由に、
部下を持ちたがる人をマネジメントにしては
いけないでしょうか。

マネジャーの仕事を本当に楽しめますか?

マネジャーの仕事を実務面でみれば、色々あります。
ただ、1点明確なことがあります。それは、

“会社の方針を確実に時間内に実行させる”こと、です。

これを日々の業務をすすめるうえで必要な態度に
落とし込むと以下のようになります。

1.会社の方針には従って効率を考えて履行する

2.上司の方針に従い確実に履行する

3.上司と意見が違うからと陰口は叩かない

4.意見を求められたら述べられるよう常に準備

5.時には部下に嫌われても、伝え、やらせる

いかがでしょうか?異論のある人もいるでしょうね。
しかし、大枠でとらえると、だいたいこれらの
内容を履行し続ける必要があります。

あなたが課長なら、上司の指示に反発する場合も
あるかもしれません。

「お言葉ですが、それは...」と意見を述べる。
これはいいことだと思います。しかし、最終的に
覆らない場合は、素直に履行するしかありません。

意見が合わない、考えが違うからといって
相手の陰口を叩くようでは務まりません。

時にはあなたの意見を聞いてくることもあるでしょう。
その時、どれだけ論理的かつ会社の方針を外れずに
意見を述べられるか。

これには当然ですが、日頃の準備が欠かせません。

色々と厳しい面もあるマネジメント職ですが、
考え方次第で、とても楽しく、意義深い、すばらしい
時間を過ごすことが可能なポジションでもあります。

“せっかく”目の前に現れた壁。飛び越してやろう!!

本当の相手を見ずに、都合のいいところだけをみて、
表面で付き合う人たちは、馴れ合いになれています。
この状態では、お互いに突っ込んで語り合うのは難しくなります。

この関係は、同僚間に限りません。上司と部下の関係でも
存在します。うまく、仲良く、それなりに付き合う関係に
なっている上司は、部下に嫌われたくない気持ちから、
いうべきことが言えません。

厳しいこともきっちり伝える。
嫌われるかもしれないと思っても、ちゃんと伝える。
改善を促すための指示を出す。
本当に相手を大切に思う上司なら、伝えることができます。

マネジャーになるとはすなわち、やりたくないことも
やらないといけないということ。ただ、人を育てたい、
という強い気持ちがあれば、超えられる壁です。

誰だって、人には嫌われたくないし、いい顔をし続けて、
好かれる人になったほうがはるかに楽です。
しかし、それでは壁を避けているからあなたも
育ちません。そして、何も指摘されない部下も、
育ちません。

壁を超えることは、あなたを強くしますし、周囲も
成長させます。人の成長を主眼に部下と付き合うのが、
マネジメントとして重要なのです。

偏在と遍在を知ることの大切さとは?

さて、冒頭に出てきた30歳の男性ですが、彼はどうなったのか?

何回かセッションを重ねることで、なぜ、同年代の仲良し
グループに入れないのか、彼は気づきました。
それは、偏在はよくないと、彼自身が実は理解をしていたから。

内観する方向でセッションを重ねることで、自ら気づいたので、
わたしからは以下のように伝えました。

「人とうまくやるのではなく、人を本当に大切にする。
ここに重きをおいたほうがいいですよ。あなたはなにも
間違っていない。距離感をちゃんと持とうとしているのです。
年上、同世代、年下。色々な人がいるのですから、ぜひ、
もっと、もっと色々な世代とお付き合いをしてください」

その後、彼からメールをいただきました。

「おかげで、何かすっきりせず、悶々としていたことが
クリアーになりました。色々な人と会話するようにしたら、
顧客先でも今までより楽に会話できるようになりました。
また、それがきっかけで何を求めているのか?
という点に目が向くようになりました」

周囲で楽しそうにされると、それに交わらない自分は
なにか変なのかと思うのは、普通のことだとおもいます。
しかし、そこで一歩あえてひいてみる。全体をみて、
なにがあなたを遠ざけているのかを知る。

融合すればいいわけではないのです。
各々の価値観をしっかりもち、相手の立場を考える。
感情論ではなく、相手のために必要なことは伝える。
この姿勢を持つ努力をする。

相手を本当に思って言葉を発するとき、時には、
厳しい一言を言わざるを得ないかもしれません。
それに気づいてくれる相手なら、その人は、
一定レベル以上の成熟度を有しているといえます。

そんな人と出あい、知り合い、一緒に前に進む。
そこには年齢などは関係ありません。
あるのは、お互いを高めようとする意識です。

あなたは、どういう人とつきあいますか?

“せっかく”目の前にそびえる壁です。
真ん中をうちぬくのが正しいのか?
あるいは、上を飛び越すほうがいいのか?
はたまた、地面をほって反対に抜けるべきか?

考えて、必要ならあなたの行動を変える勇気を持つ。
そして、やり切る。
継続していると、友人関係が必ず変わります。
失敗は成長の糧と考え、前を向いてしっかり
進む人たちが友人となっていきます。

どうせ生きるなら能天気ではなく、ネガティブでもない、
ポジティブな人たちと年齢性別を超えて関係性を
ぜひとも築いてください。

ご一読いただき、ありがとうございます!!
感謝です。

少しでも足しになった、という方は、ぜひ、シェアして
いただけますと幸いです。
一人でも多くの方の足しになれれば。そう願っています。

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