西谷信広公式ブログ

セミナーや研修で出会う、大過なくスムーズに運んでいる人はすばらしい?

  • 2017.9.24
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
challenge-or-go-easy-life is different

何事も確実にスムーズにこなす人たち

うまく仕事を進める人がいる。間違いなく。なかなかスムーズである。
研修でも、とてもうまく語り、過不足なく回答する人がいる。
言っていることはそれなりのロジックがあり
正しく、良い答えだ。

でも、なにか引っかかりを感じることがある。

勉強会やセミナーで感じる、違和感

仕事が大過なくできるのは、ほんとうに良いことなんだろうか?

営業にも当然存在する、「そつなく仕事をこなす人」。
なんとか数字も作ってくる。結果は悪くない。

部下で数字を作ってくれる人。これは確かに助かる。
部門として数字は必要だからだ。

でも、数字の内容を見ると、同じ顧客からの仕事ばかりである。
販売している製品も同じものばかりだ。

冒険が一切ない。

言われたことはそつなくこなす。けっこうサラリとこなす。
でも、そういう人はよく
観察すると、失敗しないようにすることに
注意をはらった仕事のしかたをしている。
つまり、ある範囲からはみ出さない。その範囲での発想だ。

ある決められたことを進めてもらうにはいい。
しかし、それ以上は任せられない。

失敗をしないように活動する人は冒険しない。
失敗すればそこから学びがあるが、挑戦しないとそのぶん学びは少ない。

挑戦して失敗する。それは、真摯に仕事に向き合い自分の成長と向き合うこと。
学びを得れば失敗は成功の糧に名前が変わる。

1日の仕事時間は8時間。使い方で人生が変わる。学びの時間でもあるのだから。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

ピックアップ記事

  1. 低迷の続く中国の10年後は、そしてその先は?いったいどうなっているのか?中国発表の経済指標...
  2. 中国 ロシア 北朝鮮のある合意が日本の地政学的優位を打ち壊す可能性があります。
    中国、ロシア北朝鮮の関係性が急速に変化。
  3. 自民総裁選は27日投開票ですが、自民議員がやたらと使う「刷新感」という言葉が引っ掛かります。