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一流の営業力:メンタルスキルとしての集中力。4つのポイント

  • 2017.9.12
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仕事を安定させるには集中力をあげる

一流の営業は何事があっても一喜一憂しないものです。それはなぜなのでしょうか?メンタルスキルを身に付けると仕事が安定するから結果が出ます。メンタルを鍛える事で、売上が変わります。良い結果を出す人の給与は上がります。

前回のふりかえり
前回は瞬発力の重要性について書かせていただいた。瞬発力とはリズムでありテンポである。瞬発力を活かしたリズミカルな活動は感情を持ち込む余地を減らす。
だから、顧客の要望と向き合いやすい、というお話をしました。

今回と次回は集中力をあげる4つのポイント。瞬発力と集中力は密接な関係にある。

瞬発力と集中力の関係
瞬発力同様、集中力はメンタルスキル、或は心構えとして欠かせない。瞬発力を活かしたリズムで仕事をすると自然と集中力が高まるものである。仕事でも趣味でもリズムをもって素早く動くと、すごく集中していたという経験があなたにもあるだろう。
大切なことは、この集中力をいかに途切らさずに進められるか、である。

集中力とは何をここでは指しているのか?
無駄に残業せずに、しっかりまとまった資料を作成する為には高い集中力が求められる。では、集中力を継続させるにはどうしたらいいのだろうか。

集中力を途切れさせない4つのポイント

1.人は時間の邪魔をするものである
2.自ら助くる者を助く
3.上には上の理屈あり
4.磨穿鉄硯(ませんてっけん)

 

今回は1について。

1.人は時間の邪魔をするものである
仕事中は色々な誘いがある。営業はお客さんと会うだけではない。商談の後は、日報提出、週報、月報そして会議など、やることは、他の職種同様、たくさんある。

また、携帯番号が名刺に書かれているケースが多いから、顧客からの直電も多いものだ。集中していると電話がなる。終わったらもとの仕事に集中しようとする。そしてまた電話が鳴る。これでは高い精度の仕事はできないのだ。

では、邪魔が入らないようするにはどうするのか?

1.1 顧客からの直電は徹底的に折り返しにする
「なんだよ、そんなことか」といわれそうだが待っていただきたい。確実にやっている人はそれでいい。一方で、多くの方が履行できていないのも事実なのだ。また、やりたがらない人も多くいる。スマホのディスプレイにくっきりと顧客名があざやかに光っていると、出ないのは罪悪とおもう人がいる。

むかしの部下たち、そしてクライアント先の方々も、「集中力を高めるには電話にはでないでください」といったら、困惑し、迷惑そうにする人がほんとうに多いのだ。

1.2 恐れる事は一切ありません!!
顧客からの電話には必ず出るから、
関係が良好なわけではない。客先も、あなたも予定がある。電話に出ないという選択もあるのだ。顧客と話す際には誠意を持って傾聴し応える。これが何よりも大切なのだ。

1.3 とにかく話そうは百害あって一利なし
人間は2つのことを同時にはできない。プレゼンテーションを作成中にお客さんからの電話に出る。対応としては、どちらの仕事にも集中してない状態が生まれる。しっかり集中できる時間を作って質の高い会話をするほうが双方にとってプラスである。

次回は2.自ら助くる者を助く、に進ませていただきたい。

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