西谷信広公式ブログ

即位礼正殿の儀に感じた営業にとって大切なこと

  • 2019.10.22
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「国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」

天皇陛下が即位の礼で述べられたおことばの最後の部分です。

正直に感じたのは、「やはり、日本の発展を望まれているのだなあ」ということ。
世界の中で存在感がなければ、誰も相手にしません。経済力がなければ、国内外の繁栄になど寄与することなどできません。

「自らが成功する意識をもって日々働き、学び、スキルを身につけていくからこそ企業の発展もあり、結果的に日本も反映するのです。だから、ぜひ、自分を大切にするという本質的な意味を、皆さんが、それぞれ、考えてください」

これはトレーニングでわたしが受講者の皆さんにお伝えする言葉です。

平成から令和に元号は変わりました。そして、今回の即位礼正殿の儀をもって、本当に時代がかわったわけですね。

わたしは気持ちもあらたに、ここからもう一度、日本の発展のために、トレーニングを通じて人が成長するお手伝いをして、そして営業コンサルティングを通じて企業の発展に寄与していきます。

国家の繁栄がなければ個人の繁栄もありません。また、個人が潤うからこそ国家に活力が生まれますから、1人、1人の能力向上は本当に大切だと信じています。
そして、その能力の集合知が、企業を、そして日本をさらに強いものにすると信じています。

自分軸で成長する

営業は自らの能力を経験だけではなく、学ぶことで高める必要があります。先輩から受け継ぐ経験や、自らの経験は本当に大切です。否定する気はさらさらありません。
ただ、これだけではなく、やはり、自らを高めるために学ぶ。ここは譲ってはいけないのです。自らの能力を高めていくことで、自然と周囲が見えるようになる。俯瞰する力を身に着けるからこそ、実は他者が見えてきます

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他人軸で成長する

他者が見えてくれば、相手の強み、改善点、希望など色々とわかるようなるわけです。だからこそその人と話をする、あるいは仕事をする際に、その人の立場も考えた、他者の気持ちに配慮した行動がとれるようになるのです。

営業なら、ここに仕事を円滑に進めるスキルが必要となります。他者を考えた行動をしていきながら、身に着けた色々なスキルを駆使して仕事をスムーズにまとめていくことが、自分および関係する全員のプラスになっていきます。他人軸で考えられるようになること。これはとても大切です。

営業のトップなら、部下を本当に思え!

部下が仕事をやり切らず、とりあえず給料がもらえればいいレベルで仕事をしているなら、指摘しないといけません。なぜなら、そのような姿勢の営業職が、仕事で認められることはなく、将来困るのはその営業本人だからです。

上司なら、部下と融合するのではなく、しっかり距離を保ちつつ、常に必要な指摘をしてあげる。褒めるべきは褒めればいい。しかし、嫌われたくないからポーズとして褒めるなどということがあってはならないのです。

部下なら上司を本当に思え!

上司とうまく行かないと陰口を叩く暇はありません。それより、相手としっかり話す時間を持つことです。忠実に上司の言うことを気べき、などという気は一切ありません。わたしは勤めはじめてから会社を辞めるまで、上司の言うことをそのまま聞いたことは一度もありません。必ず自分で考えました。

上司の言うことを素直に聞かなった理由は、会社視点だから。顧客視点ではないから聞きませんでした。営業は常に顧客視点で考える。これが今後さらに大切になっていくのです。

なお、上司の言っていることが違うと思うなら話すことです。議論をちゃんとすることです。相手を思うとはすなわち他人軸で考えるということ。上司も人間ですから間違えますし完ぺきであるはずがないのです。

上司とも、同僚とも、後輩とも、そして部下とも、他人軸で接する大切にしていただきたいです。

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20年後の社会を想像する

2040年にシンギュラリティが訪れるといわれます。早くなるのか遅くなるのかはわかりませんが、少なくとも2040前後は大きく社会が動くのでしょう。
この時に多くの仕事がAIに置きかわり、クリエイティブな仕事が主に人間に与えられる仕事になると言われています。

本来、営業は間違いなくクリエイティブな仕事です。もし、クリエイティブだと感じないのであれば、それは、まだ何か自分の中で開発が出来ていない部分がある、ということです。
ぜひ、内観をして自らの開発に活かしていただきたいと思います。

自らとの対話は強さや弱さを再認識させてくれます。再認識したら、2つ上の職位になったつもりで日々の仕事に対処してみてほしいのです。

わたしも20代からやっているのですが、おかげで、先にお伝えしたように、上司の指示を鵜呑みすることはありませんでした。

2つ職位をあげて考えると、自らの立場が現在とは違うので、もっとたくさんのことを加味して考え、そして判断しないといけなくなります。自分の判断と上司の判断が違うなら、そこは質問をして解決するべきことなのです。

給料を大幅に改善してまず自らを発展させる

昨日と同じ結果を出しているのは一見悪くないのですが、実際はよくありません。なぜなら、発展していないからです。発展するなら、昨日より今日の成果、結果が良くなっています。

昨年より今年の結果が、今年より来年の結果がいい。この発展をもたらす人は創造性を持ちます。そして給料も増えていきます。昨日と今日が変わらない場合、それは平均点ですから、なかなか昇給も難しいものです。そしてこれは、2040年に向けてさらに明確になっていきます。

自らが一層の発展を遂げる。だから、企業も国も発展を遂げていく。いいタイミングですから、ここでもう一度、しっかり内観して行動を磨くこと。これをしっかりやることで本質的な他人軸を持つ人になることが、結局は自分の成長、成功を推し進める根幹をなすのです。

営業職なら、まずは顧客の立場で考える。もし顧客の視点にずれを感じたらちゃんと指摘をして、一緒に課題解決をする。
これが成果に結びついていくし、継続的な成長にもつながる大切な1つの部分です。これからの新しい時代を人、企業、社会、国家が繁栄するものにしたいものです。

人の成長が企業の成長を決め、そして日本の繁栄を決めます。だからこそ、日々、人の能力開発に関わっています。

この姿勢が認められ、まぐまぐからインタビューされました。

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